2024/10/10修正して更新
防災グッズとしての水はどのくらい必要か・・・・
飲料水・生活用水・災害時に設置される給水車・給水所の支給水に分けて、記載しています。
1日の飲料水の必要量は、年齢によって違いがありますが、成人2.5L・子供2L・赤ちゃん1L・高齢者2Lが目安となります。
東日本大震災の経験から、給水車・給水所の設置は、都市部3〜5日・山間部5〜7日です。
上記から計算すると、一人あたり1日2L×7日=14Lを目安にして備蓄すると、災害が長期化しても安心です。
ペットボトル・ウォーターサーバー・災害用備蓄水などの備蓄方法があります。
ペットボトルの備蓄方法からみていきます。
5年間保存可能な災害用備蓄水が市販されてますが、高価なものなので、ここではペットボトルでの備蓄方法を提案します。
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ローリングストック法で、実際の人数よりも多めに備蓄しておき、消費した分だけ新しく買い足していく方法です。
この方法であれば、備蓄用ミネラルウォーターを普段から使用し、「1ケース無くなりそうになったら新たに1ケース買い足す」ので手間がかかりません。
水道水直結型・水道水補充型・ボトルありタイプの3種類の中で、最も最適なのはボトルありタイプ。
水道水直結型は、水道が止まれば使えなくなり×。
水道水補充型は、浄水タンクの容量が大きければ◎、最大で16Lの機種があります。
特殊な事例ですが、東日本大震災でキャンプグッズであるポータブル電源+水道水補充型ウォーターサーバーに井戸水を入れ、飲料水を確保していた自宅避難者がいました。
ボトルありタイプは、ボトル1本あたり最大12Lの水が入っているので、飲料水として使えます。
ボトルありタイプ・水道水補充型ウォーターサーバーを飲料水として使う場合は、足りない分をローリングストック法でペットボトルで補うことが理想です。
キャンプ経験者であれば、20Lの給水タンクを使ってる方も多いでしょう。
その他、お風呂200L・洗濯槽50Lの水道水を備蓄することが可能です。
注意が必要なのは、備蓄した水道水を飲料水として使用する場合・・・・・
塩素の効果は常温で3日〜7日とされているため、この期間を過ぎた場合は、細菌が繁殖している可能性が高いので飲んではいけません。
また、細菌は空気で繁殖するため、給水タンクに水道水を入れる時は、容器の注ぎ口ギリギリまで水道水を入れることが大事です。
非常用飲料水袋は、給水所で支給される防災グッズで、リュックタイプ・手持ちタイプがあり、一度に10Lの飲料水が支給されます。
【手持ちタイプ】
【リュックタイプ】
災害時に設置される給水車・給水所では、給水タンク・ポリタンクを持っていけば、一度に20Lの飲料水が支給されます。