2024/10/10修正して更新
根を食べると健胃整腸作用に効果があります。
胃炎、胃カタル、胃潰瘍などには服用したその日から効果を感じることができますし、数日間連続使用すれば肝機能の働きがよくなります。
また、女性ホルモン的作用を持つので肌がすべすべになるとともに、乳腺が発達する作用(母乳育児に愛飲されているたんぽぽ茶が良い例)があります。
特に更年期を迎えた人、又は過ぎた人には、お勧めの薬草で、たくさん食べれば各種症状を知らずにすみます。
さらに、肝臓機能を活発にさせるので、肝臓病・肝炎などに効き、胆汁の分泌を盛んにして健康な体に回復させる効果があります。
根を洗って小さく刻み、日光に当ててよく乾燥させたあと、フライパンで少し焦げ目が付く程度炒ります。
これをコーヒーミルで挽いて、フィルターでコーヒーのように入れたり、急須に入れて紅茶のように飲みます。
また、葉を食べると、食欲のなかった人も食欲が湧いてきます。
胃腸が悪い人、胃下垂の人、二日酔いで食欲がない人も一度試してみると、その効果に驚かれるでしょう。
食べ方は、11月頃〜4月頃まではレタス、玉ねぎ、キュウリなどとともにサラダに混ぜてドレッシングをかけて食べると違和感なしにたべれます。
5月頃〜10月頃までは苦味がありますので、サラダで食べることはお勧めできません。
ベーコン巻きにして炒めれば苦味もなく美味しく食べれます。
タンポポの根を使用したタンポポ茶・タンポポコーヒーは胆道閉鎖・胆嚢炎・閉塞性イレウスの持病がある方は飲用してはいけません。