2024/10/10修正して更新
亜鉛サプリの、飲み方・副作用・効果は下記で解説しています。
このページの記事は、NHK健康チャンネルから一部引用し編集しています。
新型コロナウイルス感染症の場合は、およそ半数の患者さんに「嗅覚あるいは味覚の異常」が起こると報告されています。
味覚障害は、「味がわからない」・「味が薄く感じる」など、味覚の低下や異常によって生活に支障が出る状態です。
主原因には、加齢・味を感じる細胞の再生を促す「亜鉛不足」・口腔内が乾燥する「口腔疾患」・鼻づまりやアレルギー性鼻炎などによる「風味障害」・糖尿病や腎臓・消化器などのさまざまな病気の「合併症」・「薬の副作用」・ストレスによる「心因性」によるものなどがあります。
味覚障害の診療は、耳鼻咽喉科が専門、全国の大学病院では、味覚障害を専門的に診てもらえます。
においがわからなくなる「嗅覚障害」の原因は、鼻の病気・かぜ・加齢・認知症などです。
においと味は密接に関わっているため、嗅覚の低下が食欲不振を招き栄養不足になったり、味付けが濃くなって塩分や糖分過多になり、脳卒中や心筋梗塞などにつながる恐れがあります。
「血液検査をすると、ほとんどのコロナ後遺症患者で亜鉛が不足しています。
亜鉛不足は以前から味覚・嗅覚障害の原因として知られており、コロナ後遺症でもそれが原因の可能性がある。
実際に亜鉛のサプリメントを服用することで症状が改善する例も多く見られます。
元厚生労働副大臣で医師免許を持つ参議院議員の桜井充氏(64)はこうしたメカニズムを以前から知っていたため、感染判明の翌日から亜鉛のサプリを飲んでいたという。
亜鉛が不足すると、舌の味覚を感知する器官『味蕾』の働きが悪くなる。
私は予防的に亜鉛を摂取したことで味覚障害が出なかったのかもしれません。
会食で一緒に感染した若い人たちは、熱が下がってから後遺症的に味覚・嗅覚障害が出たそうです。