2024/10/10修正して更新
玄米は、白米を食べた時より血糖値の上昇が緩やかになります。
これは、玄米しか持たない機能性栄養成分・不溶性の食物繊維が豊富なためです。
他にも、生活習慣病予防・ダイエット・腸内環境改善・咀嚼などの効果が期待できます。
玄米食を初めるには玄米を美味しく炊くことが一番です。
食べたら玄米がぼそぼそする
・・・・原因は、浸漬時間不足、水不足、加熱不足
食べたら玄米がべちゃべちゃする
・・・・原因は、水過多、加熱不足
玄米が糠臭い
・・・・原因は、洗米が不十分・古い玄米
飲食店で食べた玄米みたいに美味しくない
・・・・原因は、炊飯方法が違います(評判の飲食店は圧力鍋で炊いてます)
玄米は炊くのが面倒
圧力鍋ならお米を洗ってすぐに炊けます
炊飯器なら前の晩に入れておけばすぐに炊けます
玄米が白米のように美味しくない
もともと玄米はヌカがあるので・・・・白米の食感を求めるなら玄米食はやめるべきです。
炊飯器で玄米を炊くとそのまま保温できること、途中の火加減の調整が必要ないことで、簡単・手間いらず。
吸水時間は最低2時間、長くとってプチ発芽状態なら8時間ほど。
この炊き方ならば圧力鍋は必要ないかもしれません。
@玄米モード付きの炊飯器ならその設定でOK。
A玄米モードが無い炊飯器なら普通炊飯で試して下さい。
※普通炊飯だと少しボソボソします。なので、一晩水に浸けてから黒米や雑穀などを加えてもっちり感をアップすると美味しさアップします。
玄米を水に漬けておく時間(吸水・浸漬、浸水時間)は、柔らかめに炊きたい場合は8時間ほど。
アルデンテでいきたいなら2時間ほど。
アルデンテの場合は、ほんの少しオリーブオイルを入れると香りが加わり、よい仕上がりになります。
その仕上がりを記録してから、「もう少し硬め」にしたい、硬めでも「もう少しやわらかく」したい、など指定の水加減の目盛りに対して上にしたり下にする調整をして、それを何度か試してお好みの水加減、炊飯器との相性をみつけてください。
いつもと違う玄米を炊くときは、炊飯器の指定通り、玄米の量も水の量も正確にすることが大切です。
最後に、玄米を炊飯器で炊くときの水の基本量は玄米の1.5倍+塩ひとつまみ(1合で0.8gくらい)
塩を入れる事で美味しさ倍増します・・・・ぜひ、お試しください。
@玄米
水加減は「1.5倍」、中火で沸騰したら「弱火で25分」
A五分づき米や七分づき米
水加減は「1.3倍」、中火で沸騰したら「弱火20分」
B白米
水加減は「1.1倍」、中火で沸騰したら「弱火で10分」
水の浸水時間は1時間ほど、玄米は2時間ほど。
蒸らし時間は火からはずして15分ほど
これがルクルーゼ(鍋)利用の簡単な炊飯方法です。
緊急時・災害時には、カセットコンロさえあれば、ご飯を作ることが出来ます。
また、調理用のポリ袋で炊く方法もあります・・・・動画8分
炊飯ジャーの白米モードで普通通りに炊くだけの簡単炊飯方法です(発芽玄米モードがあればそれでも可)。
おにぎり、カレー、炒飯、なんでもおいしくできます
@割 合:白米2 に対して 玄米1
A洗 米:白米と玄米と一緒に洗米
B水加減:白米の適量よりやや多く(お好み)
C浸 水:2時間以上(一晩でプチ発芽玄米に)
D炊飯器:日頃お使いの普通の炊飯器で可
E炊飯モード:白米モードで 玄米モードは×
丁寧にするなら玄米と白米を別々に洗米し、炊飯器に入れて水を入れます。
手間をかけずにするなら、白米と玄米を一緒に洗米し、浸水時間は2時間以上(発芽玄米にしたい場合は8時間ほど)で、炊飯モードは白米。
炊飯モードを玄米にすると失敗するので注意です。
「ぷちぷちしておいしいね!」「よく噛むとおいしい!」の好評価を時々、頂いています。
玄米の持つデトックス効果と咀嚼効果により、唾液も出て、消化吸収によいだけでなく、脳への刺激もあり、長く続ければ歯の成長、歯並びにも好影響。
是非、子供たちのために試して欲しい玄米レシピです。
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