2024/10/10修正して更新
糖質の高い食べ物を摂取すると血糖値は上昇しますが、身体の中にある「インスリン」という名のホルモンが、血糖値を2〜3時間かけて正常値に戻します。
この「インスリン」の働きが正常作用しなくなったり、体内生成が出来なくなったりすると血糖値が上がったまま(高血糖状態)となります。
健康診断の時、空腹時血糖値の検査がありますが、この空腹時血糖値の要注意値の数字になったら対策すべきです。
基準値 |
要注意値 |
異常値(高血糖状態) |
---|---|---|
99以下mg/dL |
100〜125mg/dL |
126mg/dL |
また、下記サイトでは普段の生活習慣から男女別に糖尿病危険度をチェックできます。参考にして下さい。
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基本は食べ過ぎ飲み過ぎをせず偏食は避け、栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)バランスの良い食事。
そして、高血圧を予防するために塩分摂取を「1日7〜10g以下」にし、脂身の多い肉などを控え脂質異常症を予防、野菜・海藻などの食物繊維(1日20〜25g)の豊富な食材の摂取量を増やします。
上記の食事療法により、高血糖状態(糖尿病)による合併症(糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害など)の発症を予防します。
低糖質食品や糖質制限食を日頃から活用することも選択肢の一つです。
下記は低糖質の「宅配食・お惣菜・弁当・スイーツ・お好み焼き・パン・麺・調味料」を国産具材/食品添加物/人口甘味料の使用状況で比較しています。
また、糖質制限食のお試しセットの選び方を記載しています。
先に示した血糖値数値が126mg/dLを超える方は、糖尿病診断される可能性が高くなるため、病院受診が必要になりますが、100〜125mg/dLの数値であれば、食事と運動などで改善は可能とされています。
玄米は、白米を食べた時より血糖値の上昇が緩やかになります。
これは、玄米しか持たない機能性栄養成分・不溶性の食物繊維が豊富なためです。
他にも、生活習慣病予防・ダイエット・腸内環境改善・咀嚼などの効果が期待できます。
⇒詳しくは玄米のおいしい炊き方
上記の論文を要約すると、糖尿病患者18名に1日200mlのトマトジュースを飲み続けてもらい、1年後に検査したら血糖値が1.3%減少したと結果報告されています。
200mlのトマトジュースは、リコピン換算すると28mgとなり、大きいサイズのトマト1個のリコピン含有量は約7〜8mgとなるため約4個の大きめトマトを食べなくては効果が得られない計算になります。
たまねぎの含有成分の硫化アリルは、血栓を防止したり悪玉コレステロールを善玉コレステロールに代謝させる働きがあります。この働きにより、血液ドロドロ予防に効果があります。
また、糖燃焼効果もあるので血糖値を下げる作用もあります。
硫化アリルは、熱を加えると消えてしまうので生で食べるのが一番良いレシピです。
火を使う調理の場合は、切ったあと1時間くらい放置すると玉ねぎ内に含有する酵素の力で、硫化アリルが熱に強い成分に変化するのでオススメです。
硫化アリルは水溶性なため長時間水に浸すと流失してしまうので注意が必要です。
また、たまねぎの鮮度が悪いと硫化アリル含有量も減ってしまいます。
機能性表示食品の「アラプラス糖ダウン」は、ALA配合のサプリメント。
他のサプリとの大きな違いは、ALA配合によって「糖の吸収を抑える効果」ではなく「吸収した糖を燃焼しエネルギーに変える効果」がある点です。
糖を燃焼するタイプのメリット
@飲むタイミングを選ばない
A1日1回飲用で効果あり
B疲労回復効果も期待できる
上記の試験では、200mg/dL以上の被験者に3ヵ月間アラプラス糖ダウンを摂取してもらい、食後血糖値を測定した結果です。
見ての通り、食後血糖値が低下してることが確認できます。
機能性表示食品の「快糖茶・糖美茶」は、難消化性デキストリン配合のお茶。
いつも飲んでる緑茶を快糖茶に変えるだけで、食後血糖値を下げることが出来ます。
ヒト試験の結果は、下記で確認下さい。
トクホは健康食品の中で、安全性と有効性について個別に国の審査を受けて、健康への効果の表示が認められた「特定保健用食品」の略称。
国から安全性・有効性を認められるが、ヒト試験が必要となり開発費が億単位になったり、審査に数年かかることがあるが、消費者にとっては安全が証明された食品。
機能性表示食品は、学術論文など一定の科学的根拠を国に届け出れば、国の審査を受けずに、食品に含まれる成分の健康への働きを包装に表示したり、広告や店頭で宣伝したりできる、ヒト試験は必要ない。
上記で記載されている通り、健康食品を利用する時は、どちらが有益か一目瞭然です。
上図を見て頂くと分る通り、血糖値は食後1〜2時間が上昇率が高くなるため、この時間帯が最も最適です。
下表は、体重60sの方の1時間当りのカロリー消費量です。
散歩 |
ジョギング |
自転車 |
腹筋運動 |
ラジオ体操 |
---|---|---|---|---|
約180kcal |
約600kcal |
約250kcal |
約600kcal |
約300kcal |
1日に200kcalの消費運動を30日間すると合計6.000kcalとなり、体重に換算すると約1s減少します、参考にして下さい。