2024/10/10修正して更新
防災グッズとして使うヘルメット付きヘッドライトの用途は、主に夜間の見回り・行方不明者の捜索に使います。
被害状況にもよりますが、家族全員分を用意しておけば安心です。
地震などで、建物が倒壊しやすい場所や道路が陥没している場所などを、確認することができます。
また、安全靴の底に鉄板が入っている靴と皮手袋を着用するようにおすすめします。
被災地では、ガラス片・釘などの尖ったものを踏む恐れがあり、踏んでしまうと痛みだけでなく、傷口から破傷風菌が入り命を落とすことになりかねません。
東日本大震災では、ガラス片を踏んだ次の朝に、足がパンパンに腫れ病院で治療した事例もあります。
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ヘルメットは、一般に市販されているもので十分です。
ヘッドライトは現在、電球式⇒LED式がほとんど、LED式のメリットは、電球式と比較すると長寿命・省エネ・高効率。
夜間の建築現場作業・キャンプ・登山・釣りなどに使われ、避難する時の必須アイテムとして使用されています。
また、ヘルメット付きヘッドライトのメリットは、両手を使う作業に使用できることです。
明るさはルーメン(lm)で表され、数字が大きいと明るいライトになります。
下表は作業別のルーメンの目安・・・・
普段使い・アウトドア | 99ルーメン以下 |
---|---|
アウトドア・軽作業 | 100〜299ルーメン |
現場作業 | 300〜499ルーメン |
500ルーメン以上 | 若い女性 |
500ルーメン以上については、災害時の経験から推奨しています。
避難所生活になると、必ず盗難などの犯罪が横行します。
特に若い女性は狙われやすく、トイレなどの人が少なところに行く時は、明るいライトを持つことで、ある程度は回避できます。
最大照射距離は、何メートルまで照らせるかという基準。
市販品は、49m以下・50〜74m・75〜99m・100〜124m・125〜149m・150m以上に区分けされています。
アウトドア・夜間作業などで使う場合の選ぶポイントです。
照射範囲は光の広がりのこと、ワイドタイプは視野を広く照らし、スポットタイプは視野の中央をピンポイントで照らします。
ワイド+スポットタイプも市販されています。
ヘッドライトの電源は、乾電池式・バッテリー式・ハイブリッド式の3つに分かれます。
この中でハイブリッド式は、乾電池式+バッテリー式で使用可能な製品が多いのですが、値段は高くなります。
ヘッドライトは、全て実用点灯時間(ランタイム)が表記されています。
唯一の基準はANSI規格、この規格のヘッドライトであれば、実用点灯時間が正確であるという証明です。
但し、「実用点灯時間=100%の明るさで照射し続けられる時間ではない」ので注意が必要です。
メーカー・機種によっても違いがありますが、最大ルーメンの50〜70%が実用点灯時間になるでしょう。
つまり、実用点灯時間100ルーメンのヘッドライトが必要な場合、150〜200ルーメンのヘッドライトを選択しなければなりません。