2024/10/10修正して更新
今、使ってる醤油のチェック方法!
1.今、使ってる醤油
2.底が平たいガラス容器
底が平たいガラス容器に醤油を薄く広げ、「色・香り・味」を確認します。
醤油を入れた容器を光に透かしてみて、赤色が強く透き通っていればOK。
反対に、濁っていたり、黒っぽかったりしたら劣化してる証拠です。
良い醤油は、300種類以上の香り成分があるため独特の香りがします。
不快な臭いがした場合は、醸造期間が速かったり、添加物を使用している可能性大です。
良い香りが分らない場合は、醤油を入れた容器を冷蔵庫に一晩置いて、次の日に同じ香りであればOKです。
指先に醤油をつけて舐めた時に、まろやかでさっぱりしていればOK、渋かったり、塩辛い場合は醸造が不十分の可能性あり
沸騰した鍋に醤油を入れると、良い醤油は泡が小さく消えにくく、長時間残ります。
悪い醤油は、反対に泡が大きく、すぐに消えます。
上記をチェックし、一つでも当てはまった場合は、次に醤油を買う時のために、良い醤油の見分け方をみて下さい。
まずは、醤油の種類から!!
醤油は日本農林規格(JAS)で5種類に分類、その種類と使い方をご覧下さい。
一般的に使われている醤油は、濃口醤油です。
消費量は8割以上、全国で製造され製法・味も、さまざま。
濃口醤油は生醤油を加熱処理、生醤油(生揚げ醤油)は非加熱処理、塩分量が約半分の減塩醤油の3種があります。
万能調味料⇒煮物・つゆ・つけだれなど、どんな料理にも使えます。
注意して頂きたいのは、「薄口」となっているのは塩分が薄いのではなく、色が薄いの意味表示の事。
塩分は濃口醤油より約10%高く、色や香りを抑えて製造、熟成期間はやや短め。
色の薄さの特徴を生かし、含め煮・炊き合わせ・関西風つゆなど、料理素材の色を生かした料理に使用。
他の醤油と比べて色が濃く、独特の香りが特徴。豆味噌の製造途中に分離した液汁からできたもので、日本の醤油の原点です
「照り」と「コク」をだす料理、照り焼き、煮物、刺身のつけ醤油。
この醤油は、濃厚なため少しずつ足しながら使うのがコツです。
生醤油に再度、麹を入れ、二度仕込んだ醤油です。別名「甘露しょうゆ」。
刺身・寿司のつけ醤油が主な使われ方。
薄口醤油よりも薄い琥珀色で、原料は大豆より小麦を多く使用、糖分は他の醤油より高い。愛知県碧南市・千葉・群馬が主な産地。
卵焼き・茶碗蒸・吸い物などの隠し味に使われています。
名称 | こいくちしょうゆ(本醸造) |
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原材料名 | 脱脂加工大豆(遺伝子組換でない)小麦・食塩・アルコール |
内容量 | 150ml |
賞味期限 | 枠外下部に記載 |
保存方法 | 直射日光を避け常温保存 |
製造者 | ちば醤油株式会社 |
このラベル表示でチェックすべきは、名称と原材料名。
名称には、「本醸造」、添加物を混合して醸造する「混合醸造」、製造期間を短縮(速醸法)した「混合方式」の3種の表示があります。
速醸法の醤油なのに、うまみが上がる事から「脱脂加工大豆」を使用している商品が多くなっています。
「脱脂加工大豆」は、大豆から油を抽出した時のフレーク状の大豆カス、主に「混合醸造」「混合方式」の原料に使用されています。
アルコール・保存料・甘味料などの添加物を使用している場合は、ラベル表示の義務があります。
ここまで、読んで頂いた方は、もう、おわかりの事と思いますが・・・
ラベル表示から選ぶポイントは、「本醸造」、「(丸)大豆」使用、「無添加」の醤油です。