2024/10/10修正して更新
柔軟剤・洗濯洗剤の香りに含まれる化学物質により、「めまい・吐き気・思考力低下」に苦しんでいる方が増えています。
化学物質過敏症の原因になるのです。
柔軟剤の臭い相談件数は、2008年度3件から2012年度に41件になり急増しています。
相談187件のうち被害者の性別・年代は、30〜50歳代女性が70%、被害場所は「家庭」が92%を占めています。
*国民生活センター引用
柔軟剤を使用し室内干ししたが臭いが強く、妻と2人咳が出るようになった。
また、柔軟剤を使用したタオルで顔を拭くと咳が止まらなくなった。
メーカー連絡したら柔軟剤を持参し医師の診察を受けるように指導されたため受診。
2人共アレルギー反応が低かったため、原因不明との診断、複数の薬を処方もらう。
隣人の洗濯物の臭いが強過ぎて頭痛・吐き気があり、窓を開けられなく換気扇も回せない。
柔軟剤の臭いではないかと思う。
医師の診察は受けてないが、家族3人同じような症状で、今まで特定の物質にアレルギーがあると言われたことはない。
ゆう君は小学校入学前に化学物質過敏症診断を受け、小2のときにシックハウス症候群の診断を受けました。
小学校入学後、洗剤・柔軟剤の臭いに悩まされながら学んでいたが、授業で使った紙粘土・校内塗装に反応し体調を崩す日が続いたため、教室外の別室で個別指導を受けるようになった。
小学6年生の貴くんは香害が原因で学校に通えなくなった。
小2の時、給食当番が着る給食着の臭いで、給食着が臭く給食が食べられないことがあった。
給食着は当番の子が週末に持ち帰って洗濯し、翌週の当番に引き継ぐ決まりだが、香りが長続きする高残香型柔軟剤を使って洗濯していると思われる。
一番の対策は無香料の柔軟剤を使用することですが・・・・・
もう一つは、穀物酢で代用すること。
洗濯物が「ふっくら」しない理由は、洗剤のアルカリ成分が残ることによって、繊維の弾力性がなくなってしまうため。
穀物酢は、アルカリ成分を中和し繊維の弾力性を保つ働きがあります。
穀物酢を入れるタイミングは、柔軟剤と同じです。
柔軟剤を使う時と同じで、柔軟剤の投入口に穀物酢を入れ、後はいつも通りの洗濯作業でOKです。
穀物酢の使用量は、水量に対し5%〜10%程度が目安。
穀物酢の匂いが洗濯物に残るのではと、思う方もいると思いますが・・・・・
試してみるとわかりますが、「しっかりすすぐ」事で匂いは残りません。
殺菌作用がある酢は、洗濯物などの嫌な臭いを取る「脱臭効果」があります。
匂いが強い洗濯物を、水量に対し10%程度の酢を入れた酢水に浸けてから普通に洗濯してください。匂いが取れやすくなります。