
2024/5/10修正して更新
「ベジシャワー」の洗浄効果と安全性について、ホントか嘘か検証しているページです。
99.9%の水+0.1%の炭酸カリウムのみです。
炭酸カリウムは、無農薬で野菜を作る農家でも「うどんこ病・灰色かび病・さび病・葉かび病」を防ぐための殺菌剤として使用され、有機農産物栽培(有機JAS)に使用できる資材です。
この時の使用濃度は、0.1%の炭酸カリウムを水で溶解し野菜などに散布します。
つまり、ベジシャワーと同じ濃度なのです。
原理的には、残留農薬の落とし方(1)重曹水で洗う方法と同じような方法でもあるのですが、つけ置きする手間が必要なく野菜の表面に散布し洗い流すだけでOKなため料理時間を短縮できるメリットがあります。
また、つけ置きし過ぎると(1分以上)水溶性の栄養素は溶けてしまうため、水っぽくなり野菜・果物が持つ本来の美味しさを失ってしまいます。
ここで、野菜の殺菌剤として使われている成分の製品を、野菜の洗浄剤として使用しても安全なのか?という疑問を持った方がいると思います。
実は・・・・・
ベジシャワーは、炭酸カリウムをイオン交換膜で電気分解し精製している水。
成分の力で汚れを落としているのではなく、電気分解したベジシャワーが汚れと結びついた時に起る化学反応作用で汚れを落とすのです。
そのため、私たち無農薬農家が炭酸カリウムを0.1%濃度で水に混ぜ殺菌剤として使用する方法とは全く違うのです。
また、他サイトで効果がない、自分で作っても同じだなどと記載されてるのを見かけますが・・・
特に、炭酸カリウムをイオン化する濃度は10%となるため、単純に水道水・ミネラル水に10%混ぜて使用すると「効果がなかったり、トマトなどの皮の薄い野菜・果物が割れたり、手で触ったらピリピリする」などの弊害が出るので、絶対に止めて下さい。
オーガニック生産者の一言アドバイス
生産者側の考えですが、農薬洗浄剤を使用したい消費者の方は、「無農薬の野菜を食べ続けたいけれど、家計を圧迫するため普通栽培の野菜を洗浄し食べたい」に尽きると思っています。
間違っていたらアドバイス頂けると幸いです。
また、ベジシャワーで洗浄した野菜・果物は、出来るだけ早く食べて下さい。
農薬だけでなく他の不純物も洗浄されるため、痛みやすくなり雑菌も入り易くなるためです。
同じような製品の「ベジセーブ」の販売サイトなどを見ると、「まとめ洗い」をすすめているサイトも見かけますが、生産者からすると「野菜・果物の栄養素が無くなったり、痛みやすくなったり」と悪いことばかりです。