2024/10/10修正して更新
昆虫食について栄養価を中心に解説しています。
コオロギの栄養価を、他の食肉と比較し表にしています。
水分 | タンパク質 | |
---|---|---|
コオロギ(生) | 約70% | 約20% |
鶏むね肉 | 約75% | 約23% |
牛もも肉 | 約67% | 約21% |
豚もも肉 | 約73% | 約22% |
※TAKEOから引用
上表からコオロギの栄養価は、他の食肉と同じと考えて良いでしょう。
乾燥した場合、コオロギのタンパク質量は50〜70%になり、乾燥食品のビーフジャーキー・かつお節と同等の栄養価になります。
また、粉末の昆虫食には、脱脂しているものもあります。
昆虫食を選ぶ時は、生か乾燥かを確認し栄養価を比較することが大切です。
水分 | タンパク質 | |
---|---|---|
ホールコオロギ(乾燥) | 10%未満 | 約50〜70% |
粉末イエコオロギ(乾燥・脱脂) | 10%未満 | 約70〜75% |
粉末フタホシコオロギ(乾燥) | 4% | 55% |
ビーフジャーキー | 24% | 55% |
かつお節 | 15% | 77% |
※TAKEOから引用
甲殻類アレルギーの方は、昆虫食は控えましょう。
但し、アレルゲンは加熱することで、アレルギーが起こりにくくなる場合があります。
海外産のフタホシコオロギと、ヨーロッパイエコオロギはコオロギ特有の臭みがあります。
そのため、乾煎りしたりローストすると、臭みがなくなり香ばしくなるためおいしく食べれます。
また、国産コオロギは臭みがないため、そのまま食べてもおいしいのです。
大きな違いは「鮮度」・・・・・
海外産昆虫は強い熱をかけ乾燥し、輸送されます。
国産と違い輸送時間が長く、その間に酸化が起こり酸化臭が付きます。
他の食材とおなじで、昆虫食も鮮度が高く新鮮なものがおいしいのです。
世界の主な昆虫食は、コオロギ・ミールワーム・カイコ。
この中でもコオロギは、食感(サクサク感)が良いためコオロギの昆虫食が多く普及しています。
そのため、初めて昆虫食を試すなら「コオロギ」がおすすめです。