山菜の中にはワラビやゼンマイのように、アク抜きする事で、含まれる発ガン物質を無害に変えるという操作が必要なものがあります。
また、ギシギシやスイバのようにシュウ酸が多いので重曹を入れた熱湯でさっとゆでるものもあります。
しかし、多くの山菜は、そのような毒性を持たない為、アク抜きの操作が味の損失を招いているだけであるのをご存知でしょうか?
アク抜きする事で、山菜本来のよさである各種ミネラルをはじめ、ビタミン等は水溶性化合物となってお湯の中に流出してしまいます。
その結果、ただの繊維だけを食べているだけという事が多いのです。
アク抜きが健康に有益な多くの物質をなくしているのは事実です。
当然ですが、山菜本来の美味さも失われ、まずくなります!
その点、山菜を焼いて食べると、すべてのビタミン、ミネラルはまるごと摂取できます。
詳しい仕組みは分かってませんが焼いて食べるとおいしくなり本来、摂取できる栄養分が全部からだの中に貯まるようです。
山菜採りにいって、帰ってきたら、採った山菜が「クター」っとなって、鮮度が悪くなってしまいます。
これでは、せっかく採りにいったのに喜び半減しますよね。
そこで、山菜採りに行く場合、「クーラーボックスに氷水を入れて持っていく事」。
そして、採った山菜を入れて持ち帰る。
こうする事で、採ったままの状態で食すことができます。
鮮度が悪い(採ったまま持ち帰ると)状態だと山菜の旨味がなくなり、苦味(アク)だけが残ってしまい、山菜本来の味、旨味や栄養効果も期待できなくなります。
山菜にはミネラルが多いので骨粗しょう症の予防にもなります。
普段の食生活でミネラルが不足したら、骨を溶かして代謝に使われてしまいます、この為骨粗しょう症になるのです。
私が薦める食べ方は、ごく簡単なことです。
近くの野山、田んぼの畦等でも取れる山菜もありますので、試してみてください。
今回、紹介した山菜は近くの山や畦などで取れるものです。
買ったものよりも、ただの山菜の方が栄養たっぷりです。
また、ただの山菜は自然のままに育てられているので美味しいのです。
時間があったら、採りにいかれる事をお勧めします。
また、その節は、ぜひ、子供達もご一緒に!