2024/10/10修正して更新
今、出回っているエキストラバージンオリーブオイル、ほとんどが偽物!!
こんな記事を目にした方も多いと思います。
騙されないために、オリーブオイルの種類から見ていきましょう。
@バージンオリーブオイル
化学加工せずオリーブの実だけを絞り、ろ過した商品、酸度2%以下。
バージンオリーブオイルの中でも、エキストラバージン・オリーブオイルは、酸度0.8%以下の商品となります。
絞りたての果実ジュースと同様に、一番、効能があります。
Aピュアオリーブオイル
精製オリーブオイルに、エキストラバージンオイルを2%ほど混ぜた商品。
日本でのオリーブオイル表記は、ピュアオリーブオイルと思って間違いないでしょう。
B精製オリーブオイル
オリーブオイルの搾りかすを化学処理し、臭い・酸味・色などを取った商品。
大豆油やキャノーラ油を混ぜた商品も多数、出回っています。
IOCに加盟していない日本では、JAS(日本農林規格)が定めており、オリーブオイル・精製オリーブオイルの2種類しかありません。
ですから、スーパーなどが「エキストラバージンオイル」表記しても、さほど問題にならないのです。
IOC規定のエキストラバージンオイルとは!!
*オリーブの実のみ原料
*酸度0.8%以下
*コールドプレス製法
*風味が良い
@トランス脂肪酸は、心臓病・動脈硬化などの病気を誘発する食品添加物に指定されています。
アメリカでは2018年6月まで使用禁止決定、ヨーロッパでは既に使用禁止している国があります。
A酸化の度合いが高い精製オリーブオイルは、過酸化脂質が多くなり、発がん性のリスクが高まります。
B大豆油やキャノーラ油を混ぜた商品は、アトピーなどのアレルギーが悪化するリスクが高まります。
本物のオリーブオイルはポリフェノール含量が高く、アンチエイジング効果(老化防止)が期待できますが、偽物オリーブオイルにはポリフェノールがほぼなく老化を促進します。
オリーブオイルの劣化の原因は、光と空気。
そのため、ペットボトル・透明なガラスビンに入った商品は避けましょう。
光が通らないダークトーンに入ったオリーブオイルがベターです。
オリーブオイルは熱に弱いため、温かい場所に置くと劣化の原因となります。
逆に、冷蔵庫に保管すると固まってしまうため、料理に使う場合は困ってしまいます。
なので、涼しくて日が当らない場所がベストとなります。