2024/10/10修正して更新
日本で主に野菜・果物に使用されている農薬は、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、殺鼠剤、植物成長調整剤、忌避剤、誘引剤、展着剤など
また、日本で使用禁止されている、ポストハーベスト農薬は、輸入野菜・果物に使用されています。
この、ポストハーベスト農薬の使用目的は、カビや害虫などの発生を防ぐ殺虫剤や防カビ剤などの薬剤です。
確かに皮を取れば残留農薬は大きく軽減できます。
でも、ちょっと待って下さい。
ほとんどの野菜・果物は、皮や表面付近に病気予防効果の栄養素を多量に含んでいるのです。
詳細は、野菜・果物の病気予防効果にて確認下さい
(1)重曹水で洗う
ボウルに水を張り食品用重曹をスプーン2〜3杯溶かし、1分ほど野菜を浸します。
そして流水(水道水)で洗い流します。
私は、試した事はないのですが、塩水や酢水でも同様の効果があるようです。
気を付けて頂きたいのは、長く浸すと水溶性の栄養素は溶けてしまうので1分を目安に実行して下さい。
(2)茹でこぼす
野菜を茹で、そのお湯を捨てる方法です。
多くの菌や薬剤は熱に弱いため、効果があると思います。
しかし、時間がかかること、果物はできないこと、これをした後の調理方法が限られてしまうことなどを考えると、オススメ出来ません。
(3)50℃洗いをする
50℃前後の熱い湯に野菜を浸す方法です。
試して頂くと納得するのですが、野菜の新鮮さが戻るため、一時期人気の方法になりました。
但し、野菜によって浸す時間が異なったり、43℃以下になると逆に菌が繁殖しやすくなる事が分ったために、実行する方は少なくなっています。
(4)流水(水道水)で洗う
基本の野菜洗いは流水(水道水)で30秒、しっかり洗うことです。
農薬は水溶性のものが多いので、じっくり洗うことである程度落とすことができます。
但し、水溶性でない農薬は落としにくいため、他の方法に比べると不安がある方が多いと思います。
(5)野菜専用洗浄水で洗う
99.9%の純水で作られたベジセーフという野菜専用洗浄水があります。
野菜にスプレーして全体を揉み洗いしたら流水(水道水)で洗い流すだけ。
野菜洗いに最適なアルカリ濃度に設定されているため、残留農薬、添加物、放射性物質、そのほかの化学物質、O-157やサルモネラ、ウイルスといった病原菌もしっかり落とすことが可能です
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